【Unity2018】Androidビルド時にIL2cppで死ぬ程苦労した
スポンサーリンク
前回記述した「Adjust」の続きを書こうとAndroidでビルドしたら下記のエラーが。。
il2cppcore.dll did not run properly!
原因を調べてみると
- Unityプロジェクトまでのパスに日本語が含まれている。
- 参照エラー
主にこの2つが挙げられます。
しかし私の環境ではパスに日本語は含まれておらず、参照エラーも起きておりませんでした。
調べたところ何とUnity2018ではAndroidのSdkToolsなどの設定が非常にややこしい!
なので1つずつAndroid側の設定を見返していきましょう。
AndroidSDKの導入
Android Studio導入後を想定。
左上の「Android Studio 」=>「Preferences」=>「System Setting」=> 「Android SDK」を開き、「SDK Platforms」のタブを開く。
AndroidSDKか導入されているか確認。
5.0以降を全部導入しましょう。
Android SDK Build Toolsの導入
「SDK Tools」をチェックし、右下の「Show Package Defaults」をチェック付けする。
「Android SDK Build-Tools 29-rc3」を展開する
展開されらToolの「20.0.0」以降を全てチェックし導入する。
Android SDK Toolsの差し替え
先ほどインストールしたSDK Toolsですが2019.5現在ではそのまま使用するとこはできません。
そのため少し古いSDK Toolsを導入します。
「SDK Tools Release Notes」
https://developer.android.com/studio?hl=ja
このページの下記の部分にSDK Toolsが配布されています。
しかし、古いバージョンのSDKは配布されておりません。
なので、今回はURLから直接ダウンロードします。
https://dl.google.com/android/repository/tools_rX.X.X-macosx.zip
こちらのx.x.x の部分に求めているSDK-Toolsのバージョンを入れます。
今回は25.2.5を導入しましょう。
Windowsの場合も同様の内容を検索すれば出てきます。
DLしたファイルを既存のSDK-Toolsと差し替えましょう。
Macの場合、デフォルトでは 「~/User/Library/Android/sdk/」にtoolsというフォルダがあります。
そちらをDLしたtoolsフォルダと差し替えましょう。
Unity側のAndroidパス設定
続いてUnity側の設定です。
「Edit」→ 「Preferences」→「External Tools」
「SDK」パスは先ほど差し替えた際のパスを設定しましょう。
「JDK」で画像の様に現れた場合は下記のURLからインストールしてください。
https://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk8-downloads-2133151.html
「NDK」は右側の「Download」を押して導入してください。
解凍した場所を選択すればOKです。
PlayerSettingの設定
「Build Setting」→ 「Player Setting」を開き「Other Setting」タブを選択。
Scripting Backend を IL2CPP に設定。
その他は開発環境に合わせて設定してください。
最後にBuild Settingを確認します。
Build Systemはデフォルトだと 「Gradle」になっていますが、「Internal」の方がおすすめです。
il2cpp エラーの解決に繋がれば幸いです。